大人も楽しめるヨシタケシンスケさんの絵本3選

絵本広場

ヨシタケシンスケさんの絵本は大人も楽しい

こんにちは

読書家・はるママです

あなたは、ヨシタケシンスケさんの絵本を読んだことがありますか?

私がはじめてヨシタケさんの絵本を読んだのは、娘がまだ0歳の赤ちゃんだったとき。公園の近くにある図書館に、当時は週5で通っていました(笑)

赤ちゃん向け絵本コーナーの隣に、サイズの小さい絵本コーナーがあって、「なつみは なんにでもなれる」というタイトルが目に留まりました。その内容が、めっちゃ微笑ましくて、なつみが可愛くて、うちの娘もすぐにそうなるんだろうなぁ、とひとりでニヤニヤ、クスクス。

それ以来、ヨシタケさんの絵本にハマっています。赤ちゃんだった娘も今は7歳になり、5歳の息子も絵本を読むのが大好き。

子どもと一緒に笑えるのに、むしろ大人だから感じる深い味わいがあるところが、ヨシタケさんの絵本の魅力だと思うんですよね。

この記事では、私が勝手に選んだ「大人も楽しめるヨシタケシンスケさんの絵本」を3冊ご紹介します。

「それしか ないわけ ないでしょう」

それしか ないわけ ないでしょう (MOEのえほん)

「それしか ないわけ ないでしょう」という絵本の主人公は、小学生のお兄ちゃんがいる女の子。幼稚園に通うくらいの年齢かしら?

お兄ちゃんから「みらいのせかいは たいへんなこと ばっかり なんだってさ」と聞いて、ショックを受けます。そのことを、おばあちゃんに話してみたところ…

だーいじょうぶよ!

みらいが どうなるかなんて、だれにも わかんないんだから!

たいへんなことだけじゃなくて、

たのしいことや おもしろいことも

たーくさんあるんだから!

「それしか ないわけ ないでしょう」本文より引用

困惑している孫娘に、

満面の笑みで話してくれる

おばあちゃんが、とっても素敵!

「それしかないわけない」と確信した女の子は、いろんな未来を考えはじめます。その様子が絵本の見どころ。

「そうだよねー、それしかないわけないよね」って楽しい気持ちにさせてくれます。

「ぼくはいったい どこにいるんだ」

ぼくはいったい どこにいるんだ

「ぼくはいったい どこにいるんだ」との出会いは、本屋さんで平積みされているのを私が発見。

わりと絵も文字も多い絵本なのですが、最初から最後まで、きっちり立ち読みして「よし、これは買って帰る」と即決しました。

当時6歳の娘と4歳の息子には、まだ難しいかと思ったのですが、「まぁそのうち勝手に読むでしょ。今は私が読むからいいんだ」と自己完結(笑)

実は私は地図を読むのが苦手だし、方向音痴です。近所のお散歩でも、大きなショッピングセンターに行ったときなどでも、子どもたちに「どっちからきたっけ?」と聞くくらい…。きちんと教えてくれて、頼りになります。

そんな私だからこそ「地図ってこういうことだよね」とハマったのですが、意外にも息子も、この絵本が好きみたいです。

主人公の男の子が想像する「じぶんだけがわかる、じぶんだけのちず」が息子と私のお気に入り。「したいことや してほしいことのちず」「ぼくのみらいのちず」など、無限に見ていられそうです。

「あつかったら ぬげばいい」

あつかったら ぬげばいい (MOEのえほん)

「あつかったら ぬげばいい」は、そもそも大人向けに描かれた絵本なのかもしれません。ひらがなだけど…

よのなかが みにくく

おもえて きちゃったら

ひかるがめんを みなきゃいい

「あつかったら ぬげばいい」本文より引用

子どもに読み聞かせると、「これ、どういうこと?」ってなるけど大丈夫。次のページに…

いみのわからないページがあったら

バンバンとばして

わかるとこだけ よめばいい

「あつかったら ぬげばいい」本文より引用

「みかえりがほしかったら しょくぶつをそだてればいい」は、私もやってます。

「よのなかが ゆるせなくなったら りそうのせかいを つくればいい(ねんどで)」のページでは、「だからパパはマイクラで世界を作ってるんだね」と言って、子どもたちと笑いました。

そんなたくさんの「○○だったら…」というシチュエーションを繰り返すうちに、なんとなく気持ちが軽やかになる不思議な絵本です。

まとめ

  1. それしか ないわけ ないでしょう
  2. ぼくはいったい どこにいるんだ
  3. あつかったら ぬげばいい

気になる絵本は、ありましたか?参考にしていただけたら幸いです。

この絵本たちと出会えたこと、感謝しています。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

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